グランドホーム・カペナウムは東京都清瀬市にある、豊かな自然に囲まれた有料老人ホームです。

2015年10月20日火曜日

お月見の立体絵画




お客様と一緒に制作をしていた「お月見の立体絵画」が完成しました。
小グループのアクティビティ「こでまりの会」の時間に、8月から色紙を丸め始め、9月初旬に
丸め終わりました。色紙を丸め終えて、次は画用紙に張っていく作業をしていきました。

お月見からは少し過ぎてしまったのですが10月初旬に完成しました。
完成した作品はLDに展示してありますので、ぜひご覧になってください。




















2015年10月19日月曜日

清瀬市広報誌


 
 
1015日号の清瀬市広報誌の清瀬市長のコラムにおいて
カペナウムに建てられた「白南風短歌会」の歌碑についての記事が
掲載されましたので、ご紹介いたします。ぜひご覧ください^^
 
 
 
 
 
 

2015年10月18日日曜日

親墨会(書道:9月)





秋晴れの良い天気で、前日は十五夜でしたが今日が満月ということで
「薄」ススキを書いていただきました。ススキは他にも「芒」とも書きます。

                                                  

四字熟語は「晴耕雨読」を書いていただきました。晴れたら耕す仕事をし、雨では
読書にふける・・・転じて「田園で悠々自適に過ごす」ことだそうです。ここ、カペナウムで
のんびり過ごしていらっしゃる皆様の様子は素敵な生活で理想です。うらやましいです。




俳句は「から鮭も空也のやせも寒の内」。乾燥した鮭はやせ細っていますが
断食修行の空也もから鮭のようにやせ細っています。寒に入りよけい寒そうに
みえますという意。簿の月は金で塗っていただきました。金の絵の具はあまり
使うことがないので、ちょうど良かったと思います。中秋の名月、秋の夜長、
月を眺めるのに最適な頃ですね。本日もありがとうございました。

                                                                                                                                     松田春燕

2015年10月15日木曜日

自衛消防訓練審査会優勝!



911日に行われた平成27年度自衛消防訓練審査会2号消化栓混成の部において
カペナウム代表チームが優勝致しました!
今後もこの経験を生かし、さらなる防火防災体制の充実に努めていきたいと思います。

清瀬市の広報誌でも紹介されました!

2015年10月13日火曜日

おもいで

 
マリアガーデンには、お客様が入居の際に自宅より持ってこられた植物たちも数多くあります。
植木や球根類、盆栽など・・・。
 
E様も植物が好きで、自宅から植物を沢山持ってこられ、入居後も世話をされていらっしゃい
ました。テラスにある沈丁花や菖蒲、ゆりなどです。沈丁花は、息子様が生まれる前から
あったと伺いました。自宅で、継ぎ木して長い間、育ててきたという事でした。
 
朝や夕方、皆様と一緒に庭を散歩され、短歌を詠むヒントを探したり、小さな植物の変化に驚かれたり、喜ばれたりしていました。
 
咲いたお花を摘み、ご主人の仏前にお供えされたり、園芸クラブでは、皆様へ気遣いをされ
ながら、丁寧に作品をつくられたり楽しまれていらっしゃいました。
 
そんなE様は、もうホームはいらっしゃいません。園芸クラブでは、E様が参加されると、皆様と
お話をされたり、手伝って下さったり、ムードメーカ的な存在でした。

そんな、E様に感謝をしながら、これからも、お客様と過ごす時間を大切にしていきたいと
思いました。 
 











































敬老の日のお祝い


























今年もカペナウムでは、敬老の日のお祝いに昼食には築地より美味しいと評判の清寿司さんの
お寿司と、おやつには新杵本店の紅白饅頭をご用意させていただきました。
お寿司のネタによってはお客様が召し上がれないこともありますので、清寿司さんに
ご無理を聞いてもらい内容もカペナウムオリジナルのものにしていただきましたので、
お客様も大変喜んで召し上がってくださいました。

新しくご入居されたM様はカペナウムでの敬老のお祝いが初めてでしたので、豪華で
美味しお寿司にとても驚かれ、笑顔で召し上がってくださりました。







2015年10月5日月曜日

「織工房 鶴韻」展示会のお知らせ




以前BLOGでお客様のご家族(織工房 鶴韻)による手織りのタペストリーを
紹介させていただきました。
http://grandhome-capernaum.blogspot.jp/2015/02/blog-post_14.html

このたび、3回目の作品展を開催されるそうです!!
皆様、ぜひ足をお運びにくださいませ。

平成27年11月11日(水)~16日(月)
11時~19時 (最終日は17時終了)
銀座柴山画廊

〒104ー0061 東京都中央区銀座5ー8ー3
03ー3571ー2125










鈴木諄三先生(白南風短歌会主宰)歌碑除幕式








“なお生きて見るもよからん石楠花の尖る花芽もやや膨らめる”  
                                                                                                               諄三

10月4日(日)好天の下、グランドホーム・カペナウムにて、渋谷金太郎清瀬市長、
鈴木たかし市議、蒔田さくら子様を始めとした歌壇の先生方そして白南風短歌会の
多くの会員が集まり、鈴木諄三先生の歌碑除幕式が行われました。
以下はその際の私のご挨拶です。

「ただ今、ご紹介に預かりました長島です。この度の歌碑の建立、誠におめでとうございます。
2年半前、カペナウムにご入居されたたった一人のお客様の「ここで短歌を続けたい」との一言
からカペナウムでの「白南風短歌会」は始まりました。
私はその時から歌を作り始めました。新参者ですがご指名によりご挨拶させていただきます。
さて、熱意は一条の灯と申しますが、今回この灯を燈されたのは鈴木千代乃先生でした。
昨年10月、先生から歌碑を建てたいというお申し出を受けました。
もの言いこそ、“穏やか”でしたが、歌碑建立への熱意が体全体から迸っていらっしゃいました。
覚悟を決めてのお申し出と思いました。そして、私は先生のお話に感動し、お役にたてるので
あるならばとこのお申し出をお受け致しました。
そして、鈴木千代乃先生の熱意の灯は、瞬く間に燎原の火となり全国に広がっていきました。
先生のお歌はやさしさと深い心配りに溢れていました。加えて、私はこのお歌に
流れるような「美しさ」を感じました。そこで、一人でも多くの方の目に触れるように場所を玄関口と
し、後世に誇れる歌碑を作りたいと考えるようになりました。グランドホーム・カペナウムは、ご入居
された方々の「終の住処」です。オープンした時から、「終の住処」に相応しい「美しい場所」であり
たいと願い努力してきました。この美しいお歌が、ご入居のお客様や短歌との出会いを予定されて
いる未知の人々へのプレゼントとして、長く生き続けることを願います。
石は国産にこだわりました。この石は阿武隈山地の西北端に位置する大蔵山で採掘される
“伊達冠石”です。相応しい石と出会うまでには6ケ月を要しました。この石は、あの世界的な
芸術家イサムノグチが愛したことでも有名ですが、この黒い鏡面が深い鉄錆色に変化して
いきます。とても上品な色合いを醸し出すのが魅力です。既に鏡面の淵は変化し始めています。

(中略)

ここ清瀬は、結核の研究療養の地として有名です。
国立療養所清瀬病院の院長だった島村喜久治先生は、「明治以来の日本人の不幸は戦争と結核
であった」と述べられていますが、二十世紀中、戦争で命を落とした将兵の数が、約243万人(靖国
神社合祀者数)なのに対し、結核での死者は、実に約666万人にのぼることからしても、結核がい
かに国民全体の悲劇であったかがわかります。
医療機関や療養施設が集積している“清瀬”には、全国から沢山の結核患者が集まりましたが、
夭折の歌人相良宏もその内の一人でした。また、この不治の病に向き合う医療関係者も多く
集まりました。
それらの中には、鈴木諄三先生とも親交があった歌人上田三四二氏もいらっしゃいます。氏は
清瀬に住まわれ医師として東京病院、上宮病院に勤務されるかたわら、皆様ご存じのように
宮中歌会始の選者もされた方です。
実は、清瀬は歌人の町でもあるのです。
今回、鈴木先生の歌碑は清瀬での歌碑の嚆矢となりましたが、このような文化的な企てが
今後一層大切にされることを願います。
最後に、鈴木諄三先生、鈴木千代乃先生の益々のご健勝と、白南風短歌会の更なるご発展
をお祈りし、お祝いの言葉とさせていただきます。本日はおめでとうございます。」

以下は、式典終了後に私が詠った歌です。

“歌碑石を迎える朝の気は白く漂いゆれて地を抑えこむ”

“美しきこころは高く空を見よ白き風吹く歌碑建つところ”

“手を取りて目を潤ませる人のありわれ君にこそ輝きを見ん”
                                                                                                                   長島義剛