グランドホーム・カペナウムは東京都清瀬市にある、豊かな自然に囲まれた有料老人ホームです。

2017年10月31日火曜日

カペナウム俳句会 憩(10月)



10月の兼題は『芒・薄(すすき)』でした。


“雑草の庭に一株すすきは髙し”       (妙女さん)
“風と香といずれにもよろしすすき穂に立ち”    
“もの言わぬ草との対話風が撫でゆく”     


“秋雨や雨天順延忌々し”          (スタッフ)
“すすき野や思い出たどる住宅地”       


“揺れるたび年の瀬近づく枯れ芒”      (スタッフ)


“花芒やがてすべては風の中”        (武志さん)
“秋深む般若心経写し終へ”
“連れ添ふて程良き暮し菊日和”



 武志さんより“をりとりてはらりとおもきすすきかな”(飯田蛇笏)の句を紹介していただきました。
季節の移り変わりに575を詠み込み、日常のうるおいにする事が俳句の醍醐味だそうです。

次回の兼題は『初冬』です。どうぞお楽しみに!





2017年10月11日水曜日

秋の園芸

9月に入り、園芸クラブでは収穫と種まきを行いました。
高くなってきた空の下、気持ちよい風に吹かれながらテラスでの活動です。


始まる前は、「ちょっと寒くて嫌だわ。」と乗り気ではなかった方も実際に外に出ると「気持ちいいわね。」と笑顔。
目の前の苗やこれから収穫するもち米を見て「今日は、これをするのね。」と意欲が沸いてこられた様子です。


まずは、先月種まきをしたパンジーのポット上げです。



皆様、もう慣れた手つきで、「もうできたわよ。」と。来月には、レイズドベッドに植えつけます。



 続いて、もち米の収穫です。
一握りずつ収穫していき、紐で縛り、干していきます。








稲を見て「この風景は、秋という感じですね。」とT様。
収穫された皆様は笑顔いっぱいです。



親墨会(書道:9月)

吹く風が涼しく、秋らしく感じます。
金木犀の香りがします。




「ぶどう」を書いて頂きました。
O様は昔、ご自宅に「ぶどう」畑があった事を懐かしそうに話してくださいました。




季節の言葉は「草露白」(くさのつゆしろし)を書いて頂きました。
秋らしく気温が下がり、草の露も白くなりツバメも去る季節です。




俳句は、正岡子規の「一日は何をしたやら秋の暮れ」を書いて頂きました。
秋は夜が長く、日中はあっという間に終わり、さて今日は一日何をして過ごしたのだろう・・・と考えてしまう程なのかもしれません。
夜長を有効に活用したいものです。





今年もあと3ヶ月ですね。来月も宜しくお願いいたします。


松田 春燕



2017年10月5日木曜日

敬老祝膳

敬老の日の昼食は、皆様の長寿と健康をお祝いし、にぎり寿司と紅白饅頭をご用意しました。

地元で評判の老舗にお願いし、召し上がりやすいネタを握っていただいた豪華なカペナウムオリジナルです。

皆様からも大変好評でした。



(管理栄養士 菅原)

9月のB級グルメ

地域ごとに「人々に日ごろから愛されている料理」があります。
そんなB級グルメをお食事に取り入れ、楽しんでいただいております。
今月は愛媛県今治市と東京都東村山市をピックアップしました。

焼豚玉子丼(愛媛県今治市)

 特製の焼豚と温泉卵をのせた丼です。
 とろけるような柔らかな焼豚が好評でした。





黒焼きそば(東京都東村山市)

 イカ墨と黒酒を使った真っ黒なソースが特徴です。
 真っ黒な焼きそばを恐る恐る口に入れてみると
 まろやかな旨味!2度びっくりのおいしい焼きそばでした。



(管理栄養士 菅原)

9月の料理クラブ

今月は「きなこおはぎ」を作りました。


「おはぎ」の形は地域により異なるようですので、皆様それぞれの形で作っていただきました。

「ふるさとのこと」「お彼岸のこと」「お団子のこと」などいろいろな話題で盛り上がり、楽しい時間を過ごしました。



























(管理栄養士 菅原)

2017年10月2日月曜日

”シリーズ:音楽療法のある風景”(9月)

今月の合唱曲
もみじ 里の秋 古城 みかんの咲く丘







今月のリクエスト曲
月の砂漠 荒城の月 川の流れのように 長崎の鐘 ここに幸あり 
アリラン 鉄道唱歌 旅愁 ブルーライト・ヨコハマ 東京キッド 
松の木小唄 小さい秋見つけた















民謡
ソーラン節




























ラストソング
夕やけ小やけ















      
♫「もみじ」作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一♫
秋の夕日に照る山紅葉
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓や蔦は
山のふもとの裾模様

渓の流れに散り浮く紅葉
波にゆられて離れて寄って
赤や黄色の色様々に
水の上にも織る錦