グランドホーム・カペナウムは東京都清瀬市にある、豊かな自然に囲まれた有料老人ホームです。

2015年6月30日火曜日

6月の料理クラブ 季節の和菓子づくり


梅雨に入り雨がうっとうしいと感じる季節になってしまいました
しかし、雨の日を彩る紫陽花はそんな気分を不思議といやしてくれますよね。
紫陽花の色は赤、ピンク青、紫などがありますその色は環境によって変化するそうです。
土が酸性だと青が濃くなりアルカリ性だと赤が濃くなるといわれています。
カペナウムの紫陽花はまだ咲いていませんがいったい何色の紫陽花が咲くのか待ち遠しです。

そんな季節のお花をモチーフにした和菓子を料理クラブで作りました
寒天を使ったあじさい寒天の和菓子です。
色を付けた寒天にあんこを包みお庭で摘んだ紫陽花の葉で食べられる紫陽花の完成です。
お好きな色の紫陽花を作ってくださいね。と声をかけ色とりどりのあじさい寒天ができあがりました。


K様は青一色の紫陽花、K様は赤と青を混ぜたもの、皆様きれい、おいしそうと喜んでいらっしゃいました。
また、普段ミキサー食を召し上がっているK様、T様も柔らかい寒天とこしあんでしたので、
そのまま召し上がることができ、とても喜んでくださいました。





2015年6月19日金曜日

ケアレポート 平成27年6月号から

最近、H様が食事でむせ込みが増えていきました。
食事の状態を見ているといい時、悪いときが日によって変わり少量ではありますが、トロミの
入っている飲み物にかわりました。小まめに様子を観察して声かけや介助などしていますが、
H様に限らず、Y様やO様は、一日でも状態が変わっているので、食事の状態をよく見て誤嚥に
ならないように、本人が無理なく食事ができるように、対応していきたいです。

名前をあげたお客様以外でも、食事を観察して少し変わったことなどがあったら、そのお客様の
あった食事形態なのか、体調が悪いのかなどをケアの視点で観察して見極めていきましょう。

<担当:ジュニアスタッフ N.I>








※グランドホーム・カペナウムでは、ホームのサービス力向上のために毎月1回
『ケアレポート』(社内報)を発行しています。BLOGではこのケアレポートの一部を抜粋して
ご紹介しています。ケアレポートについて詳しくはカペナウムのホームページ
介護と看護のページをご覧ください。




ケアレポート 平成27年5月号から


先月、T様がご入居されました。ご入居前の情報では、要介護5で全介助ということでした。

でもいざ蓋をあけて見ると・・・

“食事はゆっくりだが自分でスプーンを使い食べられる”
“排泄は介助バーにつかまり立位もとれトイレ使用出来る”“起居動作も取れる”
“意思疎通・会話もしっかり出来る”

初めてのアクティビティに参加すれば
“書道は自分で筆を持ち書かれ、音楽療法では一緒に合わせて歌を歌われ、介護予防体操
ではしっかり手足を動かされる”

ご家族もびっくりされたことの数々でした。

書類の情報を鵜呑みにするのではなく「生身のお客様のADLの状態を見てケアの判断をする(
日中オムツ→リハパン・トイレ等)」「申し送りで生の情報を直ぐ伝える」「“1週間の状況チェック
表”という情報を利用して直ぐケアの変更(排泄介助等)もして行く」等の素晴らしさを改めて
感じました。

「需要と供給」の論理で行けば“何でも全介助は供給側(都合)の論理”“お客様の生の状態を
判断し介助して行くのが需要(お客様)の論理”と言えるのではないでしょうか。

“カペナウムの素晴しい所”に自信を持って「カペナウムに来て本当に良かった」と思って頂ける
サービスを、これからも頑張って実行して行きましょう。

<担当:ケアマネ・チーフ A.I>



※グランドホーム・カペナウムでは、ホームのサービス力向上のために毎月1回
『ケアレポート』(社内報)を発行しています。BLOGではこのケアレポートの一部を抜粋して
ご紹介しています。ケアレポートについて詳しくはカペナウムのホームページ
介護と看護のページをご覧ください。
















2015年6月17日水曜日

ガーデンパーティ

 5月はお庭のお花を楽しみながらテラスでランチを召し上がっていただく
「ガーデンパーティ」を行いました。

気温が予想以上に高く、お庭でのお食事は大丈夫かな・・・と心配していましたが
ホームのシンボルツリーのヤマホウシもお客様とのランチを待っていたかのように
きれいな花を咲かせてくれ、その大きな体で一生懸命に日陰を作ってくれた
ので暑すぎず快適に皆さまにお食事を召し上がっていただくことができました。




お庭でのランチということでいつものお食事とは形を変えてランチボックスでお出しいたしました。

サンドイッチ、から揚げ、フルーツを入れたランチボックスです。
いつもはお部屋でお食事をされることの多いO様もお庭でのランチに参加してくださり
皆様との会話も弾みとても楽しそうな笑顔を見せてくださいました。






2015年6月15日月曜日

白南風(しらはえ)短歌会・イン・カペナウム

~白南風短歌会 六月の作品より~


・温顔に汗にじませて母の日をカーネーション配るホームの専務  宇藤千枝子

・ポケットに万歩計秘め両手振り友は溌剌朝の散歩に  南 悦

・恐山の水子地蔵にカザグルマの数多回りて体あつくする  北 伴

・賢治慕い七十年を過ぎしきし友と歌う日切にまたれる  丘 大人

・吾と会い是非入らんと決めてより一年過ぎてその人は来る  N・遊

・あかつきの大気は水のごとく澄み人の心を整えていく  長島 義剛




2015年6月12日金曜日

社長のブログ『好日録』 平成27年6月12日



お客様を注視すると新しいチャンスが見えてくる。そして、今までのやり方を否定して
みてはじめて変化に対応できる

要介護5の方を4月19日にお迎えしました。入居前情報では、食事は全介助・・・。
ところが現在は、ゆっくりと自力でお食事を召し上がっていらっしゃいます。
書道などのアクティビティにも意欲的に参加され、表情はとても豊かになってこられました。

引き継いだ情報とは大きく異なる現状を前に、第一回目のケアプランの見直し
(入居日から3ケ月後)のために、発足まもないケアマネチームが新たな提案の準備を
進めています。

ケアマネチームには「お客様を注視すると新しいチャンスが見えてくる。
そして、今までのやり方を否定してみてはじめて変化に対応できる」という話を伝えました。
毎朝夕の申し送りを聞いたりお客様の日々の生活記録を見ると、カペナウムのスタッフたちが、
実に良くお客様を観察していることにいつも感心させられます。

チームに求めるものは、この素晴らしい観察力を新しいチャンスに結びつける“慧眼”と、
「必ず成功させるぞ」という“情熱”です。

新生ケアマネチームに期待したいと思います。

2015年6月8日月曜日

親墨会(書道:5月)

カペナウムに着いてすぐ、玄関にいた時に大きな地震がありました。
震度4位でしょうか?震源は茨城で震度5だったそうです。

思わず今日は書道は出来ないかしら?と心配になりましたが、
親墨会に参加される皆様は悠然と着席してお待ちになっていました。


この日書いたのは

「あやめ」

「白河夜船」(何が起こっても気がつかずにぐっすり眠っている)

「あらたうと 青葉若葉の 日の光」・・・松尾芭蕉の俳句

(ああ尊いことだ。青葉若葉の初夏の緑に日の光が注ぎ。日光霊域の神霊の荘厳さを感じる。)





カペナウムの新緑も深く色づいていき、緑の濃いもの薄いものがあり、幾つもの色を作っています。
濃く深く力強くなり、息づかいの広がりを感じます。

O様は書をしながら「青葉若葉」の歌詞の入った歌を3回歌ってくださいました。
T様は集中して書いていらっしゃいました。

皆さまの心のこもった素晴らしい作品に仕上がりました。ありがとうございました。


松田春燕

2015年6月4日木曜日

社長のブログ『好日録』 平成27年6月4日     




己の立てるところを深く掘れそこに必ず泉あらむ    高山樗牛


この言を思い出すときは、いつも迷いの中にいます。
迷いから離れるとき、この言は私に勇気を与えてくれます。

新しいことに取り組もうと思っています。ヒントはお客様から与えていただきました。
課題は沢山ありますが、喜んでいただける方は必ずいらっしゃると信じています。
“泉”を見つけるために掘りはじめます。












桜餅づくり(4月の料理クラブ)


4月の料理クラブは、ホットプレートを使って桜餅を作りました。

ホットプレートでどうやってつくるのかしら?と楽しみにしていたS様。
とても手際が良く作っていらしゃいました。


ほんのりピンクに色づいた生地に桜の葉をまくとLDルームが桜の香りでいっぱいになりました。 
「いい匂いね」 「このにおいが好きなの」と皆様に喜んでいただきました。






お花見膳

 4月のお食事イベントは桜の時期に合わせてお花見膳をご用意いたしました。
お花見ドライブなどで桜を見に行かれるお客様も多くいらっしゃいますが、体調がすぐれず
外出ができないお客様にも桜を楽しんでいただけるように、春らしくかわいらしいお食事を
作りました。食べやすいように手まり寿司をつくり、蓮根をすりつぶして作る蓮根まんじゅうには
桜の花の塩漬けをあしらいました。


こちらはミキサー食のお客様のためのお食事です。
ミキサー食のお客様にも目で見てお食事を楽しんでもらえるように、お花の形に抜いた
ソフト食を添えました。

皆様「きれいね」「かわいいわね」と喜んで召し上がってくださいました。