11月の兼題は『初冬』(はつふゆ・しょとう)でした。
“落ち鮎をテレビに見つつ里恋うる”
“落ち葉ふむわが郷愁のかさこそと”
“木枯らしや大樹の下にわれ独り” (妙女さん)
“武蔵野の空も林も朝焼けぞ”
”ほすすきに仙石原の旅憶う” (千枝子さん)
”ほすすきに仙石原の旅憶う” (千枝子さん)
“出勤の車の霜で冬を知る”
”初冬や我が子抱きしめ暖をとる”
”生牡蠣の産地いろいろ味くらべ”
”もう片方手袋探す八時前” (スタッフ)
”もう片方手袋探す八時前” (スタッフ)
“マスクして眼に愛嬌やレジの人”
”初冬や信州小諸ひとり旅”
“落選の人のポスター冬の雨” (武志さん)
すすきで有名な仙石原
妙女さんの句にある落ち鮎ととは、秋に産卵の為に川を下る鮎の事だそうです。
他の句も寒く、落ち葉が舞うところの様子やその中を散歩される妙女さんのご様子や心情が伝わってきます。
今回初めて句を作って下さった千枝子さん。早く起きた朝にお部屋から綺麗に見える朝焼けの様子を句にしてくださいました。
他の句も寒く、落ち葉が舞うところの様子やその中を散歩される妙女さんのご様子や心情が伝わってきます。
今回初めて句を作って下さった千枝子さん。早く起きた朝にお部屋から綺麗に見える朝焼けの様子を句にしてくださいました。
今年もあとわずかです。次回の兼題は『年の瀬』『年の暮』『年末』です。どうぞお楽しみに!