12月の兼題は『年の瀬』でした。
“さざん花の残りは寂し歩みを止める” (妙女さん)
“音なくて一機は帰る晩秋の空”
“年の瀬の空の一機や夕陽に光りて”
“安穏に暮れる晦日ありがたきかな” (ホーム長)
“威勢のよい師走のアメ横荷がおもい”
“テレビでは選り取り見取の赤穂義士” (スタッフ)
“年の瀬の決意も忘れ寝正月”
“クリスマス子供わくわく親走る” (スタッフ)
“恒例のチャンネル争い年の暮”
“年の瀬に焦る夫婦の口喧嘩” (スタッフ)
“年の瀬や翁ひとりのお買物” (武志さん)
“林床の光となりて冬の蝶”
“散紅葉仄紅し仄あたたかし”
今回はカペナウムのホーム長が初参加です。たくさんの句が揃い、俳句会も活気が出てきました。
次回の兼題は『新年』です。どうぞお楽しみに!