8月の兼題は『立秋』でした。
“太陽に近しと思いき富士山頂に” (妙女さん)
“わらじばきに登りし富士や無心となりて”
“山頂はすでに秋風七月下旬”
“夜のウォーキングすすきを透かして満月を” (正子さん)
“秋立ちぬ布団重ねる郷の朝” (スタッフ)
“頭垂れあとは収穫待つばかり” (スタッフ)
“立秋に残る宿題じわり汗” (スタッフ)
“秋立つや運命の風は受けて立つ” (武志さん)
“初秋や澄み渡りゆく風の声”
“授けられし命を尽くす秋の蝉”
今回もオブザーバーとして参加してくださったK様より、武志さんの『蝉』の句に無常観を感じるとご意見をくださいました。K様のご意見に武志さんも「才能ありますね!」と仰っていました。
いよいよ本格的な秋に突入する次回の兼題は『月』です。どうぞお楽しみに!