グランドホーム・カペナウムは東京都清瀬市にある、豊かな自然に囲まれた有料老人ホームです。

2017年9月22日金曜日

カペナウム俳句会 憩(8月)


8月の兼題は『立秋』でした。


“太陽に近しと思いき富士山頂に”      (妙女さん)
“わらじばきに登りし富士や無心となりて”    
“山頂はすでに秋風七月下旬”     


“夜のウォーキングすすきを透かして満月を” (正子さん)


“秋立ちぬ布団重ねる郷の朝”        (スタッフ)


“頭垂れあとは収穫待つばかり”       (スタッフ)


“立秋に残る宿題じわり汗”         (スタッフ)


秋立つや運命さだめの風は受けて立つ”      (武志さん)
“初秋や澄み渡りゆく風の声”
“授けられし命を尽くす秋の蝉”




今回もオブザーバーとして参加してくださったK様より、武志さんの『蝉』の句に無常観を感じるとご意見をくださいました。K様のご意見に武志さんも「才能ありますね!」と仰っていました。

いよいよ本格的な秋に突入する次回の兼題は『月』です。どうぞお楽しみに!