年末年始の特別料理

毎年恒例の年末年始の特別食をご紹介いたします。

１２月２４日はワインやシャンパン、ジュースとともにローストチキンをメインにした

クリスマスプレートを召し上がっていただきました。

ＢＧＭにクリスマスソングの流れるＬＤで、スタッフはサンタの服を着て、
お客様には色とりどりの三角帽子を被っていただきました。

 「メリークリスマス」の声と共にお客様とスタッフで一緒にクラッカーを鳴らし

乾杯しました。帽子を被って嬉しそうにクラッカーを鳴らすお客様の笑顔はとても

素敵でした＾＾

１２月２７日には餅つき大会を行いました。

カペナウムのおもちにはもち米の他にさつま芋も加えてつくことで粘りを抑えて

柔らかく仕上がるので高齢者の方でも安心しておもちを召し上がっていただける

ように工夫しています。

Ｈ様の「よいしょー」の掛け声がとても大きくて他のお客様もそれにつられて声を

だしていてとても盛り上がり、美味しいおもちがつきあがりました。

元日と1月2日はおせち料理をご用意いたしました。

元日の昼食は伝統的な日本のおせち料理の２段重。

２日は中華料理も織り交ぜたおせち料理。

お雑煮は関東風の醤油味と関西風のみそ味の２種類をご用意し、関東と関西のお雑煮の違いなどのお話に皆様とても興味深く聞いてくださいました。

（写真は関西風）

今年もお客様の笑顔がたくさん見られるよう、美味しく安全に楽しいお食事の時間を

作っていきたいと思います。

 

新年を迎えて （園芸療法）

昨年の11月22日に、全国有料老人ホーム協会主催の『東日本事例発表研修会』にて
“園芸療法事例～植物との関わりを通して、ホームでの楽しみを見出す”のテーマで、
個別の園芸療法の事例発表をさせていただきました。　新しく入居された方が、個別の
園芸療法を通して、生活のリズムを作り出しながら、皆さまとのコミュニケーションを
はかり、ホームの生活に馴染んでいかれた事例を発表しました。　

これからもカペナウムの環境を生かして、園芸クラブや個別のかかわりを行っていきたい
と思います。

さて、年末は、クリスマスやお正月に向けたプログラムを皆様と楽しみました。

クリスマス向けのプログラムでは、クリスマスリース作りを行いました。


土台の麦や飾りのドライフラワーは一年間かけて、マリアガーデンで育ったものを材料に
して作ったものです。園芸クラブで、花や麦の穂を収穫して使っています。

いつもは、一人一つ作品を作っていただくのですが、今回はペアになって、一つのものを
作っていただきました。

皆様個性のある方々なので、計画した時は意見がぶつかってしまわないかと心配して
いましたが、「ここがいいんじゃない？」「こうしましょう」などと和気藹々な雰囲気の
なか、いくつもの素敵なリースが出来あがりました。

原田先生のプログラムでは、お正月飾りを作りました。

毛糸とどんぐりで作る羊と羽子板に、お客様の写真を飾るのがポイントになっています。
松の緑と香りで、お正月の気分になりました。

今年は、たくさん皆様のご様子をお伝えしていきたいです。

白南風 (しらはえ) 短歌会・イン・カペナウム

～白南風短歌会　一月の作品より～

・補聴器をつけし散歩路林より明るき野鳥の囀りとどく　　宇藤　千枝子

・馥郁（ふくいく）と初紅梅の香をまとい訪いくるる娘の六十路すこやか　　南　悦

・母乗せて車椅子押し自販機のコーヒー呑みてああうまとしや　　北　伴

・日光の龍頭の滝の凍りしと亡父母とまた見たきかな　　丘　大人

・寂蓮の歌は母のお気に入り「む」の一声にかるた弾ける　　N・遊

・くっきりと青空裂きて白尖る谷川岳に冬は来にけり　　長島　義剛

新年のご挨拶