グランドホーム・カペナウムは東京都清瀬市にある、豊かな自然に囲まれた有料老人ホームです。

2017年6月30日金曜日

中村寿美子先生とのご縁



中村寿美子先生には、私がホームを開設したときに初めてお会いしました。当時、先生の介護情報館は東銀座にあり、高齢者の住まい選びの良き助言者として、中立公正な立場のもと幅広い活動を展開されていらっしゃいました。
介護情報館はほどなく田町に移転され、そこで面接を受けましたが、良い方とのご縁をいただいた喜びと大きな安心感を得たことを覚えています。オープン間もないグランドホーム・カペナウムにも見学に来てくださり温かい励ましのお言葉をいただきました。
あれから12年が経ちました。
その間の先生のご活躍は、私があらためてご説明するまでもありません。多くの高齢者の方々の様々な悩みに真摯に向き合い、卓越したプレゼン能力とぶれない姿勢で社会に大きな貢献をされていらっしゃいます。
実は、今年の2月に、中村先生のご紹介でとのことで、慶応義塾大学SFCの土井原先生から調査協力の依頼を受け、「高齢者グループリビングの社会的普及に向けた実践的調査研究」に協力させていただきました。
中村先生が私どもを覚えてくださっていただけでなく、調査研究対象としてご推薦いただいたことに驚き、今日まで続いているご縁に感謝致しました。
6月に連絡をさせていただいたところ快くお受けいただき、先日(6/27)、10年振りに先生にお会いすることができました。
ご多忙の中、お時間をいただき貴重なお話しを伺いましたが、とても懐かしく心和むひと時でした。
中村先生は、この6月で介護情報館を離れるとのことです。しかし、引き続き“高齢者のために働く”とのこと。安堵致しました。
お体を大切に、これからも高齢者のためにそして社会のために、是非お力を発揮し続けていただきたいと心から願っております。


長島義剛







2017年6月29日木曜日

にぎやかなお客さま

中清戸保育園の園児さんたちがホームへ遊びに来てくれました。



前回よりもたくさんの園児さんたち。
マリアガーデンは一気に賑わいます。



ホームの皆さんと握手でご挨拶。
ステキな歌も披露してくれました。
涙を流して感動されている方もいらっしゃいました。



子供たちの笑顔や歌声は梅雨のジメジメを吹き飛ばしてくれたようでした。
また来てくださいね。





6月の料理クラブ

梅雨空にあじさいの花が美しく咲いています。
そんなあじさいの花をイメージしたお菓子を作りました。


ブルーベリーのベースに牛乳を加え、よく混ぜムースを作ります。



青と赤の寒天を「さいの目」に切ります。


ムースの上に青と赤の寒天をバランスよくのせて、
マリアガーデンで採れたラズベリーとミントを飾ります。


あじさいの花に見立てた素敵なデザートの出来上がりです。
見かけも美しく、味も良いと好評でした。

今月も笑顔があふれる楽しい料理クラブでした。



(管理栄養士 菅原)



父の日ランチ

6月の第日曜日は「父の日」です。



カペナウムでは618日(日)に父の日ランチを行いました。

本日の主役は男性のお客様。
皆様、ちょっと照れていらっしゃいましたが、とても素敵な笑顔でした。







暑い時期に向かいスタミナが付くよう、特別献立は「鰻ちらし寿司」を
ご用意いたしました。
すし飯に大葉・みょうがを混ぜこみ、さっぱりとお召し上がりになれるよう
工夫をしました。
マリアガーデンで採れたラズベリーもフルーツに添え、皆様に喜んでいただけました。



(管理栄養士 菅原)









2017年6月28日水曜日

新ホーム長を迎えて

大変嬉しい出来事でした。
永年、弊社の運営に関し相談をさせていただいた阿部浩さんを、この度グランドホーム・カペナウムのホーム長として迎える運びとなりました。
それにともない私は、オープン以来、12年6ケ月兼務してまいりましたホーム長職を離れます。
今後は、新ホーム長のもと一日も早い、“新生グランドホーム・カペナウム”の実現のために力を尽くしてまいります。

長島義剛

2017年6月26日月曜日

ホーム長就任のご挨拶

ご挨拶

 この度、グランドホーム・カぺナウムのホーム長に就任いたしました阿部と申します。 新たな気持ちで、今までの経験を活かし施設の発展に少しでも貢献できるように努めてまいりますので、入居者様、スタッフの皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。
 人は、誕生した時から「生老病死」と向き合い、若い頃は、今を大切に一生懸命に生きてきます。しかし、年齢を重ね、「晩年は、どのような人生でありたいのか?」をご自身の集大成として、いろいろ考えさせられることがあると思います。
私自身もその年齢に近づき、縁あってこのような形で、施設運営に携わることになり、大変ありがたいことだと感じております。
ダイヤモンドは、ダイヤモンド同士ででしか磨くことができないように、人は人同士でしか磨くことができません。自分よりも経験豊かなご入居者様との触れ合いを通じ、自身の人生を重ねながら、ご入居者様を見守り、また、ご入居者様の人生のサポートが少しでも出来たら良いと思っております。
 私たちの使命は、介護を通じた社会貢献で、グランドホーム・カぺナウムが、地域にとってなくてはならない施設として、スタッフの皆様と共に日々成長し、ここに関わる人々が、誇りをもてるよう心掛けていきたいと思っております。
 私もご入居者様から見れば若輩者で、まだまだ至らぬ点などあるかと存じますが、グランドホーム・カぺナウムが設立から掲げる感謝と尊敬の気持ちを胸にご入居者様に寄り添い、「楽しく、笑顔あふれる」日々を過ごしていだだく、終の棲家として、カぺナウムを選んで良かったと入居者様とそのご家族様が、心から喜んでいただけるホームをつくって参りたいと思っております。

平成29年6月21日
                               グランドホーム・カペナウム 
        ホーム長  阿部 浩

2017年6月22日木曜日

初夏の収穫



暑い日や雨の日で外での活動ができない日が続き、室内でのプログラムを計画していました。しかし、園芸クラブ当日、天気予報が外れ、すっきりいい天気になりました。


テラスでのプログラムに変更して、スタートです。
プランターに植えたジャガイモの収穫と麦の収穫です。




ジャガイモは、葉っぱの発育がよくなく、出来ているか不安でしたが、小さいですが、いくつか土の中からゴロゴロ。
「今年は、あまり大きくないわね」「味噌汁が美味しいのよ」


次は、事前に収穫しておいた、麦をナイロン袋に入れて、実をほぐす作業です。
   


 鼻歌をうたいながら、若い頃、農作業した思い出を話しながら。
気持ちの良い風に吹かれながら、庭の景色をみながら。













皆様の協力を得て、たくさんあった麦の穂は、見事、ほぐれました。来月には、麦茶にする予定です。

いよいよ、暑い夏がやってきます。





2017年6月20日火曜日

カペナウム俳句会 憩(6月)



6月の兼題は『花菖蒲』でした。


尾瀬沼や大樹の下に真白の菖蒲 
水芭蕉群れ咲く間い菖蒲は揺らぎ    
板橋を歩む折り折りかがむ菖蒲に    (妙女さん)


静かなる木陰の視線花菖蒲       (スタッフ)


子の成長思いにふける衣更え
雨降らず紫陽花だけでは物足りぬ    (スタッフ)


花菖蒲光と風と水ありて
水打つて可もなく不可もなき暮らし
涼しさや老人ホームの俳句会      (武志さん)


紫陽花の恋の実りてプリンセス
ふつうの暮らし選びし笑顔       (武志さん:短歌)




今月はスタッフが2名参加させていただきました。
日々の風景や気持ちを詠んでくださいとアドバイスを頂きました。

次回から短歌もチャレンジしていきます。
お楽しみに!




親墨会(書道:6月)

花菖蒲がきれいな時期です。あじさいも色づき始めました。

今日はあやめを書いて頂きました。
そして季節の文字「菖蒲華」(あやめ、はなさく)を書いて頂きました。



俳句は正岡子規「夕立や豆腐片手に走る人」を書いて頂きました。




梅雨時ですが五月晴れで、昼は暑く夜は寒く雨が少なく・・・
これからの作物が心配です。

来月もよろしくお願い致します。

松田 春燕



2017年6月11日日曜日

“シリーズ:音楽療法のある風景”(5月)



今月の合唱曲
夏は来ぬ みかんの花咲く丘 海

今月のリクエスト曲
バラが咲いた 朧月夜 星の界
二人は若い 高原列車は行くよ 
雨のブルース 川の流れのように
しゃぼん玉 荒城の月 雪の降る町を
誰か故郷を想わざる 蘇州夜曲
愛燦燦 湖畔の宿




民謡
ソーラン節
チャッキリ節
炭坑節
花笠音頭
 








ラストソング
ふるさと







♫「みかんの花咲く丘」作詞:加藤省吾 作曲:海沼実♫
みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおく 霞んでる

黒い煙を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう
波に揺られて 島のかげ
汽笛がぼうと 鳴りました

何時(いつ)か来た丘 母さんと
一緒に眺めた あの島よ
今日もひとりで 見ていると
やさしい母さん 思われる





2017年6月8日木曜日

コンサート

カペナウムで歌とピアノのコンサートが開催されました。

これまで何度も素敵なコンサートを開いてくださっているご家族様がお声をかけてくださいました。


当日のプログラム





今回はメゾ・ゾプラノ歌手の方がゲストです。


 

さすがプロの方は声量が違います。ホール全体の空気がガラッと変わりました。





ピアノ伴奏はご家族様のT様です。




素晴らしい歌声がカペナウム中に広がります。





プログラムの後半は皆様ご一緒に「夏の思い出」「ふるさと」を歌いました。










カペナウムでのコンサートが初めてだったM様は「とても素晴らしい日になったわ。」と仰ってくださいました。

とても優雅で楽しいひと時でした。