おおきくなぁ～れ （ひまわりの種まき会）

毎年恒例、中清戸保育園児さんとお客様とのひまわりの種まきを行いました。
好天に恵まれ、絶好の種まき日和となりました。

皆様、早々に帽子を被りテラスに集合です。元気な園児たちが到着し、

いざマリアガーデンの畑へ！！今日のプレゼントは“ひまわりの種”です。

 

園児たちは、一列になり、小さな指で穴を作り、種まきをしてくれました。
種まきが終わったら、大きな声で「おおきくなぁれ」。園児たちのかわいい声がホームに
響きました。

いつもそうですけれど、園児たちとお話をするお客様は、とってもいい笑顔です。
これからは、園児たちのお散歩がてらに、ひまわりの成長を見にホームに来てくれます。
楽しみです。

ひまわりが繋いでくれた、お客様と園児たちの交流は今年で１０年目を迎えました。

社長のブログ『好日録』 平成２７年５月２５日

社長のブログ『好日録』を再開いたします。

今朝（５月２５日）、オープンした年（平成１７年）にご入居されたＳ様がお部屋で
静かに息を引き取りました。

Ｓ様は誰からも愛されるお人柄で人気者でした。ご家族の皆様も大変親孝行な方ばかりで
Ｓ様は幸せだったと思います。

私は、Ｓ様が大好きでした。カペナウムで共に過ごした１０年間にはたくさんの思い出が
ありますが、とりわけマリアガーデンでＳ様の車椅子を押している時に、振り返りながら
私に微笑んだ笑顔が忘れられません。

衰えていく姿を日々拝見しながら、何度も快復を願いました。
しかし、いつも声をかければ返事をして下さるのに、昨日は首を振るだけでお声は聞け
ませんでした。

長い間、カペナウムを支え続けて下さって本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。


“目を瞑り大きく頷く額にそっと手を当てみればほのかな熱よ”

“床に臥す痩せたる肩にそっと触れ励まし祈る冬の病室”


これは、昨年（平成２６年）、入院されたＳ様の病床をお見舞いしたときに私が詠った歌です。

ケアレポート 平成27年4月号から

マリアガーデンに鮮やかなお花がたくさん咲き始めました。

毎年、ふきのとうを発見したあたりから「そろそろ春が来るかな？」なんて思っていると
M様の沈丁花のにおいがして、ヤマモモが咲き、チューリップが咲いて・・・・と
季節の移りかわりを感じます。毎年、毎年同じ事の繰り返しのよう。でも今年の沈丁花は
長持ちしたとか、ヤマモモがきれいに咲いたとか、色づきがキレイ・・・・なんていうふうに
同じ事の繰り返しの中にも変化があることを発見します。

介護も同じお客様を、毎日、毎日介護しています。体調の安定したお客様ほど変化が
少ないようにも思います。でも日々のちょっとしたこと、たとえばOさんは脳トレのとき3桁の
掛け算は出来なかったけ、2桁の掛け算は出来た、とか。Tさんはお散歩すると黄色の
お花に手を伸ばす、とか。Mさんは男の人の声のほうがよく聞こえる、とか。
介護の技術でも、今日のおむつ交換はきれいに出来た、手早くできてお客様が楽そう
だった、とか。

仕事に慣れてきたからこそ、少し目線を変えてみると新たな発見や介護の楽しさが
分かる事がある、かもしれません。

そして自分の介護、どうかかな？と振り返ってみるのもよいと思います。
　
　　＜担当：マネジャー　Ｒ．Ｓ＞　




※グランドホーム・カペナウムでは、ホームのサービス力向上のために毎月1回
『ケアレポート』（社内報）を発行しています。BLOGではこのケアレポートの一部を抜粋して
ご紹介しています。ケアレポートについて詳しくはカペナウムのホームページ
介護と看護のページをご覧ください。

白南風短歌会のページが新設されました

カペナウムHPの白南風短歌会のページをアップいたしました。

「白南風短歌会・イン・カペナウム」 設立の経緯やご指導いただいている

先生のご紹介等、充実した内容となりましたのでどうぞご覧ください。

⇒   カペナウムHP　白南風短歌会

5月のマリアガーデン

台風が過ぎさって、晴天のすがすがしい朝。

ホームのシンボルツリーのヤマホウシが花を咲かせはじめました。

今年、豊作だったさくらんぼはお客様にめしあがっていただきました。




木陰に咲く紫蘭。

 　



　　　　　　　

　　　　　　　　　

バラの花も今の季節が一番きれいです。





クレマチス。


　　　　　　　
　
園芸クラブの麦もぐんぐん成長中（麦茶になります！）。
ジャガイモも可愛い花を咲かせていました。

気持ちのよい季節で、毎日お客様がお庭をお散歩しています。
今日もよい一日となりますように。

親墨会（書道：4月）

4月、お庭のモッコウバラが美しい季節です。

この日の親睦会は、入居されたばかりのT様が参加してくださいました。
お一人でスラスラと書き始めていらっしゃいましたので、以前に書道をされていた様子が
伺えました。これからもどうそよろしくお願いいたします。

この日書いたのは
「チューリップ」
「晴好雨奇（せいこううき）」・・・晴れても雨でも美しい景色
「草臥れて　宿借るころや　藤の花」・・・松尾芭蕉の俳句、
（旅で一日くたびれて、宿を借りるころになった。そこには富士の花が咲いていた）

　　 　 　
チューリップはO様と「咲いた～咲いた～」とチューリップの歌を歌いながら書きました。
北海道のお話になり、知床旅情も歌ってくださいました。

皆さまと楽しく書かせていただきました。ありがとうございました。　　　　　松田春燕

白南風（しらはえ）短歌会・イン・カペナウム

～白南風短歌会　五月の作品より～


・花吹雪く庭に後れて数多なる蕾を持てる八重桜の樹　　宇藤千枝子

・老いて知る“転ばぬ先の杖”とやら夫の形見の山の杖つく　　南　悦

・夫逝けど在りし日の如咲くだるま藤香りはなちつ藤色ふかむ　　北　伴

・美しく整いたるやカペナウム庭の小道を一人歩みて　　丘　大人

・年ごとに枝広がりて花芽増す十年の初夏を盛るやまぼうし　　N・遊

・鐘鳴れり続けて鳴れり山あいの町に朝告ぐ教会と寺　　長島　義剛

“母の日” プレゼント

明日5月10日は母の日ですね。

カペナウムではオープン以来かかさず、ご入居されている皆様

お１人ずつに真っ赤なカーネーションをプレゼントさせていただいております。

 

皆様大変喜んでくださいました。

お客様ご家族からも続々と母の日のお花が届き、

この週末はカペナウムのお庭にも負けない位、色彩り豊かなお花がホーム内にあふれています。

“カペナウムご入居10周年記念” プレゼント

2015年5月8日でご入居10周年を迎えるM様に、

感謝の気持ちを込めてカペナウムから記念のお花を贈呈させていただきました。

とても綺麗な胡蝶蘭で、『まあ素敵！！』　と満面の笑みを浮かべてくださいました。

お部屋のかわいらしい雰囲気にもぴったりです。